数回のデートで女性に飽きられてしまう理由。【恋愛心理学で実践する出会い系】

数回のデートで飽きられてしまう理由

あるとき、大学三年になる私の親戚が相談に来た。新しく知り合った女の子とデートすると、なぜかいつも数回でダメになってしまうというのだ。 彼の大学は男女共学なので、授業やサークル活動、コンパなど、女性と知り合う機 会には事欠かない。

 

彼は『ot - DogPRESS 』や『anako 』などの情報 誌をふだんから読み、女の子の気に入りそうなおしゃれな応を、いくつも頭の中にインプットしているという。そしてデートをオーケーしてもらったら、相手のタイプに 応じてその中の一軒を選んで連れていく。

 

だいたいここまでは、どの女の子も、「ステキなお応を知っているのね」と感激し、 彼に対する評価はグンと上がるのだそうだ。彼のほうも気をよくして、デートのたび に、雑誌で 赤丸 をつけておいた新しい庖へ連れていく。

 

しかし、いずれの場合も、 五回とデートを重ねるうちに、なんとなく女性の態度が冷めてくるようで、どうにもマンネリになって、そのまま交際が途絶えてしまうことが多いのだそうだ。 最初の一人、二人のときは、「まあ、こんなこともあるサ」とあまり気にしなかっ た彼も、さすがに凶人めにふられたときは、「これはただごとではない、なにか女の 子に嫌われる大きな理由が自分にはあるのではないか」と真剣に悩みはじめ、思いあ まって私のところに相談に来たというわけである。

 

 

未熟さを 情報だけで埋めようとしても、女性の目はごまかせない いろいろな情報誌を活用し、女の子が気に入りそうな応を何軒か常に頭の中に入れ ておく、という作戦は、それ自体は間違ってはいない。実際、最初の一 、 二回の デl卜では、この作戦で女の子も吾び、ある種の敬立に近いものを感じることも多いだろう。

 

一、 二固なら、女性は男性のそのセンスのよさに感心するわけだが、それが三回、 四回となってくると、「これはどこかの雑誌から情報を仕入れてきているだけだな」 と女性は察知する。相手がいつも通い慣れている庖なのか、はじめて来た庖なのかは男性の態度を見ていれば、たいていわかるからだ

 

。もちろん、連れていくお庖が雑誌 に載っているものばかりだから鰍われる、というわけではない。問題は、こうした、 何かに頼らなくては行動できないような主体性のなさが、自分では気づかないうちに、 デートの際のちょっとした言葉や行動にあらわれてしまうことのほうだ。たとえば、 そうした男性は連れていったお庖のことでも、「どうだつた?」と、女性の評価ばか り気にしがちだ。それよりも前に、なぜ、自分がこの屈が好きなのかをはっきりさせ ておくことのほうが、ずっとたいせつなのである。

 

情報誌の情報のみ男は、女性にとって、積極的に求めているものがなく、自分の 好みや考えを堂々と主張できない「未成熟男」に見えるのである。おそらく、これまでの人生でも、自分の頭で決断を迫られるような場面を、いつも・なんとなく避けてき たのではないだろうか。

 

こうした男に、女性の目は厳しい。女性からはまわりの意見に従うだけで生きてきた、頼りにならない男と思われてしまうのが、じつはモテなくなってしまう理由なのだ。

 

《対策》ときには、いつもの居酒屋に彼女を連れていこう 雑誌の情報にばかり頼ってしまうというのは、ある意味では、サービス精神に富んで いて、女性を喜ばせようという積極性のあらわれともいえる。問題は、さきにもふれ たように、自信のなさがお府選びに関してだけではなく、ほかの言葉や行動にもつい 出てしまうということだ。

 

そこで、 ちょっと勇気を出して雑誌から離れ 、 上手に彼女 をリードしていくことがたいせつになってくる。 そのための第一歩としては、まず雑誌 の情報を押さえながら、そこに自分なりのひと工夫を盛り込んでいくのがいいだろう。 つまり、一、二軒、雑誌にあるような庖に彼女を連れていったら、 今度は自分が行 きつけにしている庖の中から、自分にとって気のおけない庖を選んで連れていくのだ。 自分のなじみの庖なら、それまでの庖と違って、上手に彼女をリードすることができ る。自分自身リラックスできるし、リラックスできれば、彼女との会話もよりくだけ た楽しいものになる。 女性のほうも、それまでのたんにおしゃれで高いだけの応から、男性のなじみの庖 に連れてきてもらったことで、意外性を感じて、そこからあらためて男性をより身近 に感じるようになるはずだ。

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